大阪書林御文庫講
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清文堂出版
道頓堀の岸辺から眺める二世紀の幾星霜
2世紀近い歴史に裏打ちされた重厚な出版を続け、関西圏に限らない日本史・国語学・国文学の優秀な著者陣を擁する。今後も、大阪の出版社としての地の利と日本全国津々浦々の著者とのつながりを活用した出版事業を展開し、「丁寧で安心できる」出版を志す。
沿革
商工会議所への登録では明治9年(1876)以降ながら、19世紀前半より出版に従事してきた。戦前は道頓堀南岸の二ツ井戸町に本拠を構えて学習参考書等を手がけていたが、その後北岸の竹屋町(現島之内)に移転し、自治体史や史料叢書によって発展し、現在に至る。
- 歴史
- 国文学
- 国語
日本説話索引 全七巻
古代から中世にかけての文学・歴史・仏教・辞書等167の文献から話を抽出し、人・土地・書物・経文・詩歌・一般事項等の見出し語に分類し、40万項の要約分をも掲げる。「説話」の概念を幅広く捉え、さまざまな性格の「説話」を可能な限り数多く採録することとしている。その語の所在のみならず、説話の要旨も掲載し、「読める」索引を志す。昭和55年(1980)の出版準備開始から実に四十数年に及んだ営為が、ここに結実しつつある。
- 判型・頁数
- B5判 上製 貼函入
正倉院文書と日本古代銭貨
写経所文書を素材とした多角的な論考や正倉院文書に現れる古代銭貨についての論考など、正倉院文書のさらなる研究を展開する。
- 判型・頁数
- A5判 上製本 454頁
民話という視座: 非戦・反戦の思想と行楽・観光のはざまに
昔話と民話がどう違うのか。そうした素朴な問いかけに正面から向き合った労作。
- 判型・頁数
- A5判 上製本 352頁
平安貴族の空間と時間
藤原道長の妻女と邸宅の伝領
藤原道長と二人の妻や子女、邸宅の伝領関係から平安貴族の人生、空間・時間との関わりを解明する。
- 判型・頁数
- A5判 上製本 296頁
所在地
〒542-0082 大阪市中央区島之内2丁目8番5号Tel
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